乳酸菌の働きを知ろう

乳酸菌パワーで妊娠体質に

妊娠しやすい体になるためには、どうしたら良いのでしょうか。
体に良いものを摂るだけでは不十分です。
ポイントは、妊娠体質をつくるということです。

妊娠しやすい体つくりのために必要なもの、それは乳酸菌です。
何故、乳酸菌が妊娠しやすい体つくりのために必要なのでしょうか。

乳酸菌といえば、腸内環境を整える作用があるものとして知られています。
実は腸内環境が悪いと、妊娠しにくくなるのです。
妊娠に限らず、いろんな病気を引き起こしてしまいます。

腸内環境が悪いと免疫機能が乱れてアレルギー反応を起こすことで、精子や受精卵を異物として排除してしまいます。
体内のほとんどの免疫細胞は腸内にあるので、これらを正常にするには腸内環境を整えることが一番なんです。

新陳代謝が悪くなると血行不良に陥り、子宮や卵巣に悪影響を与えてしまいます。
子宮や卵巣の働きが低下してしまうと、ホルモンバランスが乱れて妊娠力が低くなってしまうのです。

また妊活中に誰もが抱えるストレスも、腸内環境を整えることで軽減させることができます。
腸内環境が改善されて善玉菌が優勢になると、ドーパミンやセロトニンなどの幸せを感じる物質が作られやすくなるのです。

このように腸内環境を整えておくと、妊娠しやすい体をつくることができます。
腸内環境を整えることは、赤ちゃんのためにも必要なことです。
胎児の消化管内は腸内細菌が一匹も存在していません。
赤ちゃんが産まれるときに産道を通ることで、腸内に菌が住みつき始めます。
ということは、母体にいる菌が善玉菌優勢でないと、悪玉菌を赤ちゃんに引き継がせてしまうということになるのです。

お母さんの腸内環境が良い状態で出産をすれば、産まれたばかりの赤ちゃんの腸も善玉菌が優勢になります。

乳酸菌を摂ることで、体を健康に保ちストレスを軽減させて妊娠させやすい体質になれます。
これからやってくる新しい命のためにも、腸内環境を整えておきましょう!