乳酸菌の一日の摂取目安量は
乳酸菌は腸内環境を改善するために、なくてはならない存在です。
ヨーグルト、乳酸菌飲料、サプリなど、最近は乳酸菌をいろんな形で摂取できるようになってきました。
自分の好きなスタイルで乳酸菌を手軽に摂取できるのはとても便利ですが、一日の摂取量はどれくらいなのでしょうか。
商品によって乳酸菌の量は異なりますが、一兆個の菌を摂取すると良いといわれています。
一兆個と言われてもどれくらいの量なのか、検討がつきませんよね。
商品には、どのような菌がどれくらい含まれているのかという表示があるので見てみてください。
乳酸菌をたくさん摂取しても、胆汁や胃酸の影響で腸に届くまでにほとんどの菌が死滅してしまいます。
しかし、死滅してしまった菌も善玉菌のエサになり、腸内環境を整えるサポートをしてくれるのです。
先ほど述べた一兆個の菌は、この死滅した菌の数になります。
ちなみに、生きて腸まで届く菌の、一日の摂取量はまだ判明していません。
乳酸菌が入っている代表的な食べ物といえばヨーグルト。
乳酸菌をたくさん摂りたいから、一日に１パックヨーグルトを食べるとします。
しかし、なかなか体調が改善しないという場合、それはヨーグルトを食べる量が少ないというわけではありません。
ヨーグルトに入っている菌が、あなたの腸の菌と合わないということなんです。
ですから、ヨーグルトを食べて二週間が経っても体調に何ら変化がない場合には、他のメーカーのヨーグルトを食べることをオススメします。
自分に合うヨーグルトを見つけた場合、ヨーグルトをどれくらい食べると良いのでしょうか。
ヨーグルトは毎日摂取する場合、100g～300gが理想的な摂取量になります。
いっぱいヨーグルトを食べたからといって、副作用が出ることはありません。
お腹の弱い方は、多少便がゆるくなる場合がありますが、その他の副作用は報告されていないので安心してください。
大事なのは、一度にたくさん乳酸菌を摂取することではなく、自分の腸に合う乳酸菌を毎日こまめに摂取することです。