乳酸菌の働きを知ろう

乳酸菌はどれを選べばいい

乳酸菌には数多くの種類が存在します。
その種類は二百種類以上ある、といわれているんです。
乳酸菌は菌の種類によって、体に与える効果が異なります。
乳酸菌を摂るときには、目的に応じた選び方をすると良いです。
乳酸菌の健康効果は主に、整腸作用、便秘解消、免疫力強化、花粉症予防など。

例えば、整腸作用や便秘解消効果を得たい方は、ビフィズス菌、ラブレ菌、シロタ株乳酸菌、ブルガリア菌、フェカリス菌、BE80菌などがオススメ。
これらの菌の中で最も人気がある菌は、ビフィズス菌。
成人の腸内に住んでいる善玉菌の99.9%は、ビフィズス菌なんですよ。

免疫力をアップさせたい方は、ラブレ菌、シロタ菌、クレモリスFC株、Bb-12株などがオススメ。
そしてインフルエンザ予防をしたい方は、R-1乳酸菌がオススメです。
インフルエンザ予防の効果がデータで取れたこともあり、一時期R-1乳酸菌入りのヨーグルトがスーパーから消えたこともありましたよね。

花粉症を予防したい方は、BB536株、シロタ菌、L-92乳酸菌などがオススメ。
花粉症を予防できる乳酸菌の種類は少ないのですが、逆に選びやすいというメリットもあります。

便秘解消をしたいからビフィズス菌を摂っているけど、なかなか便秘が解消しないという方がいらっしゃいます。
それはビフィズス菌が体質的に合っていない可能性があります。
ビフィズス菌を摂れば必ず便秘が解消されるわけではありません。
乳酸菌と自分の腸の相性というものがあります。
ビフィズス菌を摂っていてもあまり便秘が解消されなかったけど、ラブレ菌を摂り続けていたら便秘が解消されたという場合もあるのです。

自分に合う乳酸菌を見つける方法は、一つの乳酸菌を二週間ほど摂り続けること。
二週間経っても効果に改善が見られない場合には、その乳酸菌が自分の腸と合わないということになります。
乳酸菌は毎日摂ることが大事。
乳酸菌を摂って体調が良くなったからと言って、乳酸菌を摂ることをやめないでくださいね。
目的に応じた乳酸菌、自分の腸に合う乳酸菌を選んで、健康な体をつくっていきましょう!